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先日報じられたマイクロソフトの1万人規模のレイオフで、VRやMRのチーム全体が一時解雇されたことが報じられています。
マイクロソフト専門紙であるWindows Centralによると、2017年に買収したVRソーシャルプラットフォーム「AltspaceVR」と、Mixed Reality Tool Kit(MRTK)を開発したチームは全員がレイオフの対象に。AltspaceVRについては、3月10日にサービスが終了することも明らかとなっています。MRTKに関しては来月新バージョンがリリース予定であったにもかかわらず、チーム自体が解散になりました。
また、ヘッドマウントディスプレイ型複合現実(Mixed Reality)コンピューターであるホロレンズも不調であるようです。生みの親であるアレックス・キップマン氏が2022年に退社したことや、米軍との契約を進める最中で問題が報告され、米議会によって規模を縮小されたといいます。
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このVR・MR・ホロレンズ部門の大規模なレイオフに対しWindows Centralは、「マイクロソフトはもはやVRの分野を信じていない」と指摘しています。ホロレンズ向けには『マインクラフト』や『コンカー』シリーズの1作など、いくつかのゲームもリリースされていました。