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モンドリアンと凸版印刷は、2023年7月より、ゲームメタバースに関連する事業にて協業を開始したと発表しました。
今回の協業では、「ゲームメタバースの空間活用支援」「ゲームメタバースのマーケティング活用」を主とし、『フォートナイト』「Roblox(ロブロックス)」等、ゲームプラットフォーマーとして著名なメタバース空間を活用して、企業/団体/自治体のマーケティング支援を行っていくとのことです。
なお先日当サイトでもお伝えした、「日本三大稲荷・豊川稲荷 YORU MO-DE(ヨルモウデ)」のメタバース会場として再現された「豊川稲荷」は、両社の協業第1弾です。
モンドリアン/凸版印刷、2023年7月よりゲームメタバース関連事業にて協業開始
協業の背景
近年、メタバースが注目され、多くの企業が空間への広告出稿や自社での空間制作などに取り組み始めています。特に、『フォートナイト』や「Roblox」といった既に多くのユーザーを抱えているゲームメタバースは、企業のマーケティングや広告出稿先としての活用に関心が高まっています。
しかし、ゲームメタバースにおいて、企業が独自の空間を制作し活用するためには、各ゲームプラットフォーマーの規約に則った制作、ユーザー特性に寄り添った設計など専門的な技術とノウハウが必要です。多くの企業ではゲームメタバースに特化した空間構築やマーケティングなどの施策に対応できるスキルを持った人材がいなく、未だプロモーションや販売活動における活用が難しいことが課題となっています。
このたび、モンドリアンと凸版印刷はゲームメタバースの活用を検討する企業の支援を目的とした協業を開始し、両社が持つメタバースを活用したマーケティングの知見とクリエイターやプラットフォーム構築のノウハウを掛け合わせることで、様々な企業のニーズに合わせたゲームメタバース活用を支援します。
具体的な協業内容
ゲームメタバースの空間活用支援
企業の目的やターゲットユーザーに合わせたゲームプラットフォームの選定、最適なクリエイターの手配、ターゲットユーザーの特性にあった空間制作、顧客体験設計(CX)を一貫して対応します。ゲームメタバースのマーケティング活用
ゲームメタバースでは、空間を楽しむことだけでは一過性のイベントに留まってしまうという課題があります。そのためリアルとオンラインを融合したイベントや、著名クリエイターの協力による情報発信などメタバース以外でのプロモーション施策を行います。さらに、各施策に対する効果測定を実施し、ゲームメタバースの効率的なマーケティング活用を支援します。
今後の目標
モンドリアンと凸版印刷は、両社が持つ技術やノウハウを掛け合わせて、ゲームメタバースを活用したサービスやプロダクトの開発、新しいゲームメタバースのビジネスモデルを推進。マーケティングの成功事例やノウハウの蓄積をしていき、メタバースを利用した企業のマーケティング支援に貢献します。
凸版印刷について
凸版印刷は1900年の創業以来、「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開しています。
モンドリアンについて
モンドリアンは、2023年1月にオープンハウスグループからの出資により設立したメタバースの戦略子会社です。ゲーム・メタバース事業を主軸に、プロジェクト企画、ビジネス開発、IP事業、3Dモデル制作などの幅広いサービスを提供しています。
国内外に3つの制作スタジオを持ち、在籍する経験豊富なクリエイターとともに、お客様の目的や希望に合わせて、最大の成果を出せるようなプロジェクトのプランニングからコンテンツの作成、運用までワンストップで素早く提供・対応できることが強みです。対応できるプラットフォームも数億人規模のユーザーを抱えるプラットフォームを中心に、最適なプラットフォームを選定し、コンテンツにおいても、単なる3Dモデルの提供にとどまらず、教育に特化したコンテンツ、eスポーツとの連携などターゲット層に合わせた展開も行っております。
今後もゲーム・メタバースの最前線を走り続けることを目指しております。
公式サイト:https://mondrian.gg/