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コンフィデンス・インターワークスとPrecious Analyticsは、ゲーム会社の人材採用・育成コストの低減や若手プランナーの輩出を支援するため、ゲームプランナー育成講座の共同開発を開始したと発表しました。
Precious Analyticsは、F2Pアプリゲーム事業やNFTゲーム事業を展開しているほか、ゲーム業界向け人材適正検査や、ゲーム企画職向けの研修等のサービスも展開。職種・能力別の育成を実施しています。
一方、コンフィデンス・インターワークスは、ゲーム会社への人材派遣・人材紹介等の人材事業を中心に展開する企業。これまで200社を超える企業との取引を行っています。
同社によれば、ゲーム開発の難易度が上がり、優秀な人材の獲得に苦戦を強いられるゲーム会社が多く、また市場では「ゲーム業界を志望する人材」は多い中で育成コストをかけられない開発現場が多いことから、人材の需要と供給のミスマッチが発生している状況です。
今回の取り組みでは、Precious Analyticsが保有する累計500名以上の業界プランナーが受講したコースをカスタマイズ。業界未経験者に対する適性検査と研修をカリキュラム化して展開することで、ゲーム開発の現場で評価され活躍できる人材としての基礎スキル・専門スキルを引き出し、強化することを目指すゲームプランナー育成講座を開発するとのこと。
受講者は、ビジネス基礎、マインド講座等の基礎コースを受講後、適性検査を実施してライセンスコース別での能力開発を行います。さらに各コースに合わせて選定された課題をクリアすることでライセンスの取得が可能に。
各ゲーム会社は、採用する前段階において事前に適性検査結果や修了コースのライセンスレベルを確認することができます。
今回の開発については、12月中旬から翌年1月初旬に業界関係者からのヒアリングを元に商品開発およびモニタリングを行い、就職活動や転職活動が活発化する翌年2月から4月頃のサービスの本格稼働に向けて開発を進めることを予定しているとのことです。