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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のエリック・レンペル上級副社長は、「PlayStation5」(PS5)の販売台数について、今年のブラックフライデー期間が過去最高の販売記録となったことを発表しました。
発売から3年、累計出荷台数は5,000万台を突破
PS5は2020年の11月より販売が開始されたハードで、高速ロードやレイトレーシングといった機能を備えているほか、DualSenseコントローラーのハプティックフィードバックとアダプティブトリガー機能によって、さらに没入感のあるゲーム体験が可能となっています。
世界的な半導体不足による生産の遅れなどが原因で、発売当初は入手困難なハードでもありましたが、その後も順調に販売台数を伸ばし、遂には全世界での累計出荷台数が5,000万台を突破。4,000万台の突破を発表したのが2023年の7月なので、およそ5ヶ月という期間で1,000万台が販売された計算になります。
2023年の「ブラックフライデー」期間は過去最高の販売記録
SIEのエリック・レンペル上級副社長はロイターの取材に対し、年末商戦の山場でもあるブラックフライデー期間中はPS5の販売台数が過去最高の記録だったことを明かしています。また、「11月の勢いと12月の状況を考えると、全体的に好調に推移している」とも語っており、今後も順調に販売台数を伸ばしていくことが予想されます。
さらに同氏はインタビューのなかで、2024年3月期は「2,500万台」の出荷目標を設定していると述べ、「2,500万台の目標達成に向けて力を尽くす。最終的にどのような結果になろうとも、記録的な年になる」との意気込みを見せています。