Netflixは、ゲーム部門のプレジデントに元Epic Gamesのアラン・タスカン(Alain Tascan)氏を起用しました。海外メディアのVarietyが報じているほか、同氏のLinkeInからも確認できます。
タスカン氏はUbisoftやEAのモントリオールスタジオ設立に尽力した経歴を持ち、Epic Gamesに所属してからはゲーム開発部門のエグゼクティブヴァイスプレジデントを担当してきました。『フォートナイト』、『ロケットリーグ』、『フォールガイズ』など名だたるタイトルの開発を統括した経歴があるとのことです。
Netflixは、およそ1カ月前にゲーム部門ヴァイスプレジデントを務めるマイク・ベルドゥ(Mike Verdu)氏がその役職を離れ、「ゲーム開発の革新」に関わる新たな役割を担うことになったと発表。後任が見つかるまでゲーム部門を引き続き率いるとしました。その後任がタスカン氏であることが明らかになった形です。
Netflixのゲーム事業となるNetflix Gamesは2021年11月に4つのゲームスタジオ・5つのタイトルという規模でスタートしました。今日では提供されるゲームは100タイトルを超えており、さらに80以上のタイトルが開発中であるとしています。
今後は毎月1本のペースでNetflixの人気シリーズをゲーム化した「Netflix Stories」を配信していく予定で、今後はビジネスへの影響を見極めながら、ゲーム事業への投資を慎重に拡大していく方針が明かされています。