チューリンガムは、ドリコムとの共同開発によるブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC -』およびミニアプリ『Twelve Goblins - Wizardry BC -』と、スクウェア・エニックスが提供するNFTプロジェクト『資産性ミリオンアーサー』とのコラボレーションを2025年3月21日より行うと発表しました。
コラボレーションでは、『資産性ミリオンアーサー』のサービス終了後のNFTを使う機能「ギアプレス」により得られるGP(Gear Point)を、『Wizardry BC』プロジェクトのゲーム内で使用可能なアイテムと交換できるようになります。
これは、Web3ゲームにおけるインターオペラビリティ(相互運用性)の実現を目指す試みとなります。GPとアイテムの交換期間は2025年3月13日から24日まで。GPでのアイテム交換には、GPの送付と専用フォームからの情報入力が必要です。

コラボレーションの期間は、2025年3月21日から3月28日までの予定です。期間中は、『Eternal Crypt - Wizardry BC -』で『資産性ミリオンアーサー』のキャラクター「スーパーエル」のコラボ冒険者が登場し、特別なイベントダンジョンも開催されます。また、『Twelve Goblins - Wizardry BC -』では「スーパーエル」が期間限定ミミックとして出現します。

スクウェア・エニックスのインキュベーションセンター ブロックチェーン・エンタテインメントディビジョン ディレクターである畑圭輔氏は「NFTが持つ相互運用性の可能性を具体的に示し、業界全体の発展に貢献できれば」とコメントしています。

一方、ドリコムのCrypto部 部長である桜井理映子氏は「エルちゃんの魅力あふれるキャラクターが『Wizardry BC』プロジェクトに新たな風を吹き込んでくれることを期待しています」と述べました。

今回のコラボレーションは、異なるプロジェクト間でのNFTの活用や、ゲーム資産の連携という新しい可能性を示すものとして注目されています。Web3ゲームの発展に向けた重要な一歩となりそうです。