ベネズエラ政府は暴力ゲームの禁止を検討しているとのことです。ロイターによりますと、ベネズエラ(ベネズエラ・ボリバル共和国)政府は暴力的なゲームと玩具の販売を禁止する法案を審議中とのこと。法案は既に下院での最初の投票を通過しており、二回目の投票にパスした後、ウゴ・チャベス大統領が署名することで成立する段階です。ベネズエラの治安は悪化の一途を辿りつつあり、首都カラカスは「ラテンアメリカで最も危険な都市」と評されることもあります。ロイターはカラカスの犯罪事情を「週に何十人もの人が携帯電話や靴を奪うために殺される」と表現。1999年に大統領が就任して以来10万人が犯罪の犠牲となって死亡しているとのことで、法案はこうした状況を改善するためのものとされています(10万人という数字は大統領の対抗勢力によるもので、ベネズエラ政府は誇張であると主張)。中国ではオンラインゲームでマフィア風の人物を主人公とすることを禁止、ドイツでは乱射事件を受けて暴力ゲームを問題視する動きが強まるなど、暴力ゲームへの風当たりは強くなる一方。犯罪の元凶はゲームなのかそうでないのか。ベネズエラの人々がどういう判断を下すのか、下院における二回目の投票が気に掛かるところです。なお、二回目の投票は日時未定とのこと。
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