スタッフの集団離脱に拍車がかかるInfinity Wardですが、アクティビジョンとのいざこざは悪化の一途を辿っているようです。LA Timesの報道によれば、同スタジオの40名近いスタッフが、パブリッシャーに対し契約違反やロイヤリティーの支払いを求めて集団訴訟を起こしたとのこと。訴訟を起こしたのは、現役スタッフ17名と既に退社している元スタッフを合わせた総勢38名のInfinity Ward社員グループ(IWEG)で、これは『Modern Warfare 2』開発チームの40%にあたる人数。訴えの内容によれば、アクティビジョンはInfinity Wardに不適切な契約を結ばせ、同スタジオの社員が望まない形で『Modern Warfare 3』の制作を強要し、将来の利益を得ようとしていたとのこと。Infinity Wardのスタッフはアクティビジョンに対し、最大で1億2500万ドルのロイヤリティーや5億ドルにも及ぶという損害賠償の支払いを要求しています。一方、この訴訟を受けアクティビジョンの幹部から声明が発表。それによると、同社は『Modern Warfare 2』のボーナス支払いの時期や金額を慎重に検討しており、これまでも契約や法律に基づいて常に行動してきたと主張。法廷でも正当性を認められるべきだと述べています。
今年の『CoD』は『Modern Warfare』続編でInfinity Wardが開発主導―『Warzone』とともにゼロから構築 2022.2.12 Sat 公式サイトのコミュニティアップデートの中で明らかにされまし…