リアルワールドは、同社が運営するPCのポイントメディア「リアルワールドサービス」を、OpenSocialに準拠したプラットフォームとして外部のデベロッパーに開放しました。第一弾の事業者として、AQインタラクティブ(『ブラウザ三国志』)など4社が参加しています。「リアルワールドサービス」はSNSに個人のマネタイズ手段を提供する形で拡張したソーシャルネットワークマネーサービス(SNMS)。参加者はブログで紹介した商品やサービスからアフィリエイト収入を得たり、アンケートに答えたり会員登録をすることでポイントや現金を得たりすることができます。会員数は250万人、うち訪問者数は月間100万人を数えます。オープン化では、OpenSocialに準拠したAPIだけでなく、課金やリワード広告APIなどをデベロッパーに提供します。参加デベロッパーは、リアルワールドによる送客で早期にユーザーを獲得できるほか、TwitterやFacebookなどとの連携機能でバイラル効果を高めた形でゲームやアプリを提供できます。収益配分はデベロッパー8:リアルワールド2で、クレジットカードの決済手数料もリアルワールドが負担するという好条件です。6月までに参加するデベロッパーに対しては支援として資金提供も行うとしています。当初はmixiで大ヒットしているAQインタラクティブの『ブラウザ三国志』、中国で2000万人のユーザーを抱えるKingnet Technologyの『ハッピータワー』、バンク・オブ・イノベーションの『作ってみる?リゾート島』、DropWaveの『わんこのお部屋』、そして自社アプリとして『電車を作ろう 電ツク』の5タイトルが用意されています。同社では8月までに30アプリを提供、ソーシャルメディアとして拡大することで1年以内に会員数1000万人を目指したいとしています。
最後の最後までユーザーに楽しんでほしい―ソーシャルゲーム『SINoALICE -シノアリス-』が実施した異例のエンディング施策【CEDEC2024】 2024.9.17 Tue サービス終了を目前に控えた時に『SINoALICE -シノアリス-』が…