NPD Groupは、毎月発表していた北米コンソール市場セールストラッキングデータの公開フォーマットを、大幅に変更することを明らかにしました。これまでセールスデータは、ソフトウェアのトップ10ランキング、トップ5までの販売本数、そしてハードウェアランキング及び販売台数、という形式で公開されていましたが、10月14日に公開予定の9月セールスデータを皮切りに、ソフトウェアの販売本数やハードウェアのランキング及び販売台数を非公開とするそうです。NPD Groupの担当者によると、これらの変更の理由は、変化するセールス情勢に対応するためと、会社のパブリッシング方針に合わせたものとのこと。一方、今後三ヶ月ごとに「消費者総支出レポート」を公開していく姿勢も明らかにしています。尚、NPDのセールスデータは、家庭用ゲーム機の小売店販売データのみを集計しており、ダウンロードタイトル、課金制タイトル、モバイルゲーム、レンタル、中古ソフト、ソーシャルネットワークタイトルといった作品は含まれていませんでした。今後メーカーから公式に発表されるデータ、あるいは別のセールス集計ソースに注目が集まる可能性がありそうです。