2002年9月。任天堂は過半数を保有していた英国レア社の株式の全てをマイクロソフトに売却すると発表しました。その額は実に3億7500万ドル(当時のレートで400億円近く)。マイクロソフトの巨額買収の裏側を交渉の当事者であったエド・フリーズ氏が語りました。実はアクティビジョンも役者の一人だったようです。同氏はマイクロソフトがレア社を買収すると伝えた「X02」のイベントで、レア社の創業者であるスタンパー兄弟の間で写真に写った正に当事者。そもそも任天堂にとってレア社は、セカンドパーティとして株式の過半数を保有し、『ゴールデンアイ』『スーパードンキーコング』『パーフェクトダーク』といったタイトルを共同開発してきた固い絆を持つデベロッパー。その提携は1994年から始まります。「任天堂はレア社のもう半数の株式を取得するオプションを持ってました。ある時にその契約は期限を迎えましたが、彼らはそれを一度延長し、再度期限を迎えた際に私たち(マイクロソフト)やアクティビジョンが興味を示したんです」とエド氏は言います。3億7500万ドルという高額になったのはその時点でも依然として任天堂が優先権を持っていたからだそうです。「問題は任天堂が優先権を持っていたことです。余りに低い金額を提示してしまえば、恐らく任天堂がその価格で買うと思われました。だから彼らが降りるような金額を出す必要がありました」一方でアクティビジョンとの競合については次のように語っています。「最初に金額を提示したのはアクティビジョンでした。かなり良いものでしたね。レア社は両方を視野に入れていましたが、どちらかというとアクティビジョンに興味を持っているように思えました。恐らく、サードパーティとして全方位で展開したいという意向でしょう」同氏によればマイクロソフトはアクティビジョンよりも高い金額を提示したものの、交渉はアクティビジョン優位進んでいたようです。双方数度の条件提示を行い、金額は跳ね上がり、ある時点から任天堂は興味を失っていたようです。アクティビジョン優位だったものの、最終的に勝利したのはマイクロソフトでした。「本当の最後の最後でアクティビジョンは舞台を降りてしまったんです。その理由は分かりません。でもレア社は僕らのところに来たんです」レア社の買収にアクティビジョンが興味を示していたというのは今回、初めて明かされた新事実です。どうして勝負から降りてしまったのかは謎です。個性の強い経営者であるBobby Kotickとレア社の経営陣で何かしらの問題があったのかもしれません。しかし、もしアクティビジョンがレア社を手に入れていれば、その後の展開は大きく変わっていたでしょう。ビベンディとの統合もあるいは形を変えたものになっていたかもしれません。それから8年後、アクティビジョンはマイクロソフトで長年『Halo』シリーズに携わってきた、Bungieとの間で10年間の独占契約を結びました。両社の間には不思議な因縁があるのかもしれません。
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