カプコンから独立された稲船敬二さんが、自身の仕事術について紹介された書籍が発売されました。印税はすべて、日本赤十字社を通じて、東日本大震災の被災者への義援金として寄付されるそうです。タイトル:『矛盾があるからヒットは生まれる 稲船流コンセプト仕事術』 ◆発売日:5月25日(水)◆定価:1,200円(税込)◆仕様:四六判並製カバー装、全192ページ◆チャネル:全国の書店およびオンライン書店など◆筆者:稲船敬二(いなふね けいじ)◆発売元:株式会社文藝春秋<目次>この本でボクの奥義を明かします第1章:ボクはコンセプターになります第2章:コンセプターはどんな仕事をする人か【コンセプト仕事術 基礎篇】第3章:コンセプトを決めて自分と向き合う【コンセプト仕事術 実践篇】第4章:コンセプトが生まれたらとにかく周りに話す【コンセプト仕事術 海外篇】第5章:英語が話せなくても海外で仕事ができる【稲船敬二(いなふね けいじ)プロフィール】1965年、大阪生まれ。1987年、株式会社カプコンに入社。「ロックマン」、「バイオハザード2」、「ロストプラネット」、「デッドライジング」などヒットゲームシリーズを次々と生み出し、ゲーム業界内外の認めるスタークリエーターとなる。2006年にカプコンの常務執行役員に就任、開発部門のマネジメントやコンテンツの統括を行う。昨今の国内ゲームメーカーの低迷、海外メーカーの勢力拡大の中、ゲームクリエーターのサラリーマン化など、日本のゲーム業界への危機感を抱き、日本のゲーム業界の活性化、そして自らのクリエーターとしての領域を広げることを目指し、2010年11月にカプコンを退社。2010年12月に新会社、株式会社comcept及び株式会社interceptを設立し、両社の代表取締役に就任。今後は、ゲームのみならず、映画、小説などあらゆる種類のエンタテインメント領域のコンテンツを開発し、あまねく人へ、そのコンセプトを伝えていく。