3月に行われたGame Developer Conference 2011にて、「Frostbite 2.0」や「CryEngine 3」などと共に、次世代のゲームエンジン能力を披露した「Unreal Engine 3」。その際に公開され話題を呼んだ技術デモ映像「Samaritan」は、CGでは無くリアルタイム映像である事が伝えられていましたが、実はプレイ可能なデモとしても公開されていた事がEpicより明らかにされました。Epicによれば、そのデモは12人のメンバーで3ヶ月間かけて制作されたもので、カットシーンでも見られた脅威的な描写能力は、UE3エンジンのDirect X-11サポートによるものだとのこと。デモ内にはキャラクターやアニメーションが用意されていたそうですが、ゲームプレイが殆ど無いシネマティックな体験のデモであった事が、シニアテクニカルアーティストのAlan Willard氏より明らかにされています。なお残念ながら完全なゲームとして開発する計画は今の所無いそうですが、今年5月には次世代機のUnreal Engine 4であればフルゲーム化は可能であるとの発言がありました。
『Halo』シリーズの開発スタジオ「343 Industries」の名称が「Halo Studios」へ。ゲームエンジンもUnreal Engine5に変更し新たな『Halo』複数作品の製作を目指す 2024.10.8 Tue 『Halo』シリーズの開発体制が一新。ゲームエンジンにUE5を採用…