北欧、ロシア、バルト三国のIT系ニュースを発信するArctic Startupが伝えるところによれば、フィンランド発のソーシャルゲーム向け広告サービス「Applifier」が、Facebookにて月間1億5000万ユーザーを獲得しているという。「Applifier」は、小規模な独立系ソーシャルゲームディベロッパーがFacebook上でユーザーを”流し込み合う”形式の広告サービス。ゲーム画面の上部に表示されるサイドバー上の広告枠の中に各ソーシャルゲームへの誘導バナーを貼り、お互いがお互いのタイトルを宣伝しユーザーを流し込み合う。同サービスは2010年4月にスタートし、2011年2月にMHS Capitalら複数のベンチャーキャピタルから計200万ドル(約1.6億円)の資金調達を行った。当時は月間約5500万人のFacebookユーザーがこのApplifierを通じてソーシャルゲームをプレイしていたが、今ではそれが約1億5000万人に増えており、さらに昨年リリースした”スマートフォン向けApplifier”となるアプリ「More Games」も好調で、これまでに約1000万ダウンロードを達成しているという。現在同社はフィンランド・ヘルシンキの本社の他に米カリフォルニアに支社を開設している。
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