報道によれば、家電量販店のビックカメラが同業のコジマの過半数の株式を取得し、傘下に収める方針を固めたとのこと。ビックカメラが第三者割当増資を引き受けます。11日にも開催される両社の取締役会を経て正式に合意が発表される予定。ビックカメラの平成23年8月期の売上高は6121億円、対してコジマの平成23年3月期の売上高は4494億円。それぞれ業界5位と6位ですが、統合によりヤマダ電機に次ぐ2位になる見通し。ビックカメラは全国に34店舗、コジマは208店舗を展開します。ビックカメラが毎月発表している月次売上速報によれば、主力であるテレビなどの音響映像商品は前年比で大幅なマイナスが続いています。9-11月期では前年比46.6%、12-2月期では改善し70.6%となりましたが、3月・4月は62.2%に留まっています。地デジ切り替え需要やエコポイント制度終了後、家電量販店も業績の落ち込みに苦しんでおり、統合による規模で生き残りを図りたい意向のようです。なおビックカメラは報道を受け「開示すべき事実を決定した場合には速やかにお知らせします」とのコメントを発表しています。
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