デジタルハーツの親会社のハーツユナイテッドグループは、プレミアムエージェンシーの株式取得と第三者割当増資の引受を通じて連結子会社化すると発表しました。ハーツユナイテッドはデバッグ大手のデジタルハーツを傘下に持ち、多くのゲーム開発を支援してきました。プレミアムエージェンシーは自社開発の3Dゲームエンジン「千鳥」を保有し技術基盤としながら、主にスマートフォン向けの自主ブランドでのゲーム開発、他社からのゲームの開発受託などを行っています。また、CG映像制作でも強みを持ちます。ハーツユナイテッドでは両社の得意とする分野やサービスを横断的、垂直的に融合し、事業基盤を共有することで、開発からデバッグまでの一貫した受託体制を構築したいとしています。ハーツユナイテッドは4月1日付で、プレミアムエージェンシーの既存株主から発行済株式7690株のうち2790株を取得。さらに同日付でプレミアムエージェンシーが実施する第三者割当増資において1350株を引き受け、出資比率は45.8%となる予定。併せて過半数の取締役を派遣し、連結子会社とします。株式の取得先は伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ニッセイ・キャピタル、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、東洋キャピタルがそれぞれ運営する投資組合。取得価格は今後協議を行うとのこと。プレミアムエージェンシーの平成25年5月期の業績は、売上高17億9700万円、営業利益7950万円。
ソニーがKADOKAWAを買収協議中との報道―『エルデンリング』のフロム・ソフトウェアなど傘下企業にも注目、KADOKAWAは「当社として決定した事実はありません」とコメント 2024.11.19 Tue