グリーは、平成27年6月期第2四半期決算を発表しました。平成27年6月期第2四半期の連結業績は、売上高495億4,500万円(前年同期比 27.1%減)、営業利益111億0900万円(前年同期比 41.3%減)、経常利益150億7,000万円(前年同期比 27.5%減)となりました。また四半期純損益は41億7,900万円の赤字を計上し、98億2,800万円の黒字となった前年同期と比べると大きく悪化しました。今回の着地に大きく影響したのが、OpenFeint, Inc.及びポケラボののれん等の減損に係る特別損失。それぞれ90億2,000万円と93億7,000円にのぼり、その他の特別損失と合わせ187億3,000万円に膨れあがります。gumi売却に伴う投資有価証券売却益70億4,000万円が特別利益として計上されていますが、差し引きで116億9,000万円の特別損失となりました。営業利益率は前四半期に比べ5.5ポイント減少の19.6%、また売上高も16億円減少の47億円に。この状況を踏まえ、下半期はウェブゲームの底堅さを土台とし「ネイティブゲームの新作リリースによる反転を目指す」としています。自社及びパートナータイトルの新規開発ライン数は17本、内3〜4本を下半期にリリース予定。また『消滅都市』は、9月の大型アップデートや11月のマスプロモーションの実施により、売上規模が6.6倍に拡大。自社開発タイトルの『パズクエ』や協業タイトルの『ポイッとヒーロー』など、現在注力しているタイトルなども明かされました。LINE株式会社との協業タイトルも予定しているグリー。『消滅都市』などの好調なタイトルを維持しつつ、新たなタイトルが続く形となるのか。今後の展開に注目が集まります。
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