24日にお台場で開催されたスタートアップのピッチイベント「Slush Asia」。ゲームに関連する企業も多数登壇がありました。その中でも注目を集めたのが、アイトラッキングを融合したVRヘッドセット「FOVE」です。「FOVE」を開発するFOVE, Inc.を率いるのは元ソニー・コンピューターエンタテインメントの小島由香氏とエンジニアのロックラン・ウィルソン氏。2014年に設立された同社は、マイクロソフトベンチャーズロンドンのアクセラレータープログラムを経て、現在はRothenberg VenturesのVRアクセラレータープログラムの支援を受けています。「FOVE」は5.6インチ(WQHD/2560*1440px)の液晶に方位センサー、ヘッドトラッキング、そしてアイトラッキングを組み合わせたVRヘッドセット。アイトラッキングで、ユーザーの視点方向をトラックすることで、目の向いている方向だけを詳細にレンダリングするような処理が可能となり、結果的に処理性能の低いデバイスでもVR体験が可能になるとのこと。現在のVRヘッドセットはスペックの高いPCでしか事実上動かないという問題があり、それを解決するものです。同社では来月からKickstarterのキャンペーンを開始することを目指して作業を進めていて、その後開発キットの提供を行う計画。まずはゲーマーに対して訴求していく、とのことでしたが以後は医療関係にも力を入れたいとのことでした。プレゼンテーションでも、障害者が「FOVE」を使ってコミュニケーションを取る様子が紹介されていました。
GENDAは来期M&Aなしでも売上1.5倍の見通し、ゲームセンターから総合エンタメ企業へ進化するか【ゲーム企業の決算を読む】 2025.1.6 Mon ゲームセンター運営GENDAの急成長に拍車がかかっています。
【NDC2015】韓国最大級のゲーム開発者カンファレンスが開幕―「Pathfinder」今のゲーム業界には時代の開拓者が必要だ 2015.5.20 Wed 5月19日から韓国・パンギョにあるNEXON KOREAおよび周辺のカン…