ネクソンが13日発表した、平成27年12月期 第2四半期(1月1日~6月30日)は売上高946億3600万円(+12.1%)、営業利益335億3900万円(+7.7%)、税引前利益382億4700万円(+31.8)、四半期利益319億6000万円(+56.0%)、純利益315億4900万円(+56.0%)でした。上期は中国で主力となっている『アラド戦記』が5月~6月に実施したコンテンツアップデートやアイテム販売が好評だったほか、欧米で『DomiNations』や韓国で『Top of Tanker』などのモバイル向け新作を投入したことで売上が増加。さらに円安基調で推移したこともプラスに作用しました。プラットフォーム別ではPCが76%、モバイルが24%と依然としてPCが大半を占める構造ですが、前年同期比で2倍以上の成長を続けているほか、ネイティブとブラウザでもネイティブの比率が逆転しました。今後は自社開発とパートナー企業のパブリッシングタイトルの両面で強化していく方針です。地域別では韓国が38%、中国が37%でこの二カ国が大半を占め、次いで日本が13%、北米が7%、欧州その他が5%という構造。韓国・中国は20%前後の伸びを堅調に続けている一方、北米は前年同期比で149%増、欧州その他は88%増となっています。唯一日本のみが29%の減少という状況です。今後の主要タイトルは『メイプルストーリー2』『Dirty Bomb』『Legacy Quest』『三国志曹操伝Online』などが予定されています。
ネクソン、『デイヴ・ザ・ダイバー』で知られるサブブランド「MINTROCKET」を法人化―小規模ゲームの開発に特化 2024.9.11 Wed 業務手続きを簡素化して迅速な意思決定を行うなど、自律的な企…
マーベラス、売上下方修正―社長退任へ、IPポートフォリオ再構築が課題【ゲーム企業の決算を読む】 2025.2.12 Wed マーベラスが2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の通…