ソニーが29日発表した平成25年度第2四半期(7月~9月)は、売上高が1兆8927億円、営業利益が880億円と前年同期より僅かに減収でしたが、黒字転換しました。プレイステーションが含まれる、ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)は、売上高3607億円(前年同期比16.5%増)、営業利益239億円(33%増)と増収増益でした。苦戦が続いていたソニーですが、苦戦していたスマートフォン事業(モバイル・コミュニケーション)が依然として赤字ではあるものの、前年同期と比べて1500億円収支を改善。ゲーム、イメージセンサー、テレビ、デバイス、音楽なども堅調に数字を改善し、全体を押し上げました。ゲームではPS4のソフトウェアが伸びたほか、為替の影響もプラスに働きました。また、PS4のハードウェアのコスト削減も進んでいるようです。PS4のハードは第1四半期(4~6月)で300万台、第2四半期(7~9月)で400万台だったようです。通期の業績予想は売上高1兆5200億円、営業利益800億円に上方修正しています。
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