バンダイナムコスタジオは、2015年12月付で世界レベルのエンジニア、ジュリアン・マーセロン(Julien Merceron)氏と雇用契約を結んだと発表しました。マーセロン氏は、スクウェア・エニックスやコナミでワールドワイド・テクノロジー・ディレクターを歴任してきた世界的なエンジニア。特にコナミでは『METAL GEAR SOLID V』で採用されているFOXエンジンの開発に携わっていたことで知られています。同氏は、バンダイナムコスタジオで同じくワールドワイド・テクノロジー・ディレクターに就任。今後は様々なプラットフォームでのコンテンツコアテクノロジー、プロダクションパイプラインの開発に従事するとのことです。【代表取締役社長 中谷 始氏コメント】マーセロン氏をバンダイナムコスタジオの仲間として迎えることができ、大変嬉しく思っております。スタジオは今後も世界に向けての取り組みを加速させていきます。情報通信技術の進化に伴い、VR・AR・IoTなどを通じて革新的なサービスが生まれはじめてきており、我々は今思ってもみない生活スタイル・娯楽を生み出すチャンスに直面しています。そうした画期的な時代において、世界に向けて最高のプロダクトを生み出すべく、マーセロン氏とともにスタジオを進化させていきたいと考えています。これからのバンダイナムコスタジオにご期待ください。【ジュリアン・マーセロン氏コメント】世界でも有数のIPラインナップを持つバンダイナムコグループの一員として、新しい遊びの形を提案する機会を得て光栄に思います。共に働くチームにより多くの力を与え、イノベーションとクリエイティビティを通じて加速度的な成長に寄与できることを楽しみにしています。バンダイナムコグループはゲームという枠を越え、あらゆるタイプの遊びの体験をエンターテインメントという形で提供できる集団です。これだけ幅広く、経験豊かなクリエイターたちと共に働けるのは一生に一度あるかないかのチャンスです! バンダイナムコスタジオには、世界に向けてオリジナルコンテンツを発信していく力とチャンスがあります。【ジュリアン・マーセロン氏略歴】1994年、パリでゲームプログラマーとしてのキャリアをスタート。Ubisoft社で製品、ゲームエンジン開発経験を経て、1999年、WWテクニカルディレクターに就任。製品タイトル開発において開発組織構築と技術戦略で大きく貢献する。2006年、Eidos社のWW CTOとして移籍。グループ全体の技術戦略構築のほか、EidosモントリオールとEidos上海の設立に尽力。スクウェア・エニックス社との統合後、スクウェア・エニックスグループのWWテクノロジーディレクターに任命され、ゲームエンジンを通じて製品の成功に寄与した。2013年にコナミ社に入社し、WWテクノロジーディレクターとして活躍。2016年、次なる挑戦として世界に新たな革新を巻き起こすため、バンダイナムコスタジオという新しいステージに立つ。
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