セガサミーホールディングス株式会社は、平成28年3月期の決算を発表しました。エンタテインメントコンテンツ事業は売上高は1,997億20百万円(前期比0.5%減)、営業利益は36億53百万円(前期は営業利益63百万円)となりました。デジタルゲーム分野ではサービス開始から3年経過した『ファンタシースターオンライン2』、スマートデバイス向けタイトルではアップデートを実施した『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』、『ぷよぷよ!!クエスト』、『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』などの主力タイトルが堅調に推移。新作オンラインゲーム『Football Manager Online』の韓国展開や一部のスマートデバイス向けタイトルが当初想定していた評価を得ることができず、それらのタイトルの資産価値の見直し及び新作タイトルの増加に伴い、広告宣伝費などの費用が増加したことも伝えられています。パッケージゲーム分野では『Football Manager 2016』が発売されるも、販売本数は前期を下回る922万本に。一方で、アミューズメント機器分野では新作メダルプッシャー機『バベルのメダルタワー』の販売、音楽ゲーム『maimai』の開発チームが手掛けた、新作『CHUNITHM』の販売が好調に推移したことも報告されています。PS4版『ファンタシースターオンライン2』のサービスが開始、アミューズメント機器分野でも『艦これアーケード』が稼働中である同社エンタテインメントコンテンツ事業。次期の見通しとしては、デジタルゲーム分野ではスマートデバイス向けの既存タイトルの大型アップデート、パッケージゲーム分野では『龍が如く6』や子会社アトラスが手がける『ペルソナ5』が主力となるとともに、トレーディングカードゲーム『三国志大戦』の新作も投入予定です。
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