Khronosは、グラフィックAPI「Vulkan」や「Open GL 4.5」、そして「 OpenGL ES 3.2」が、NVIDIAのTegraプロセッサーを搭載した任天堂の次世代ゲーム機であるニンテンドースイッチに対応予定である事を明らかにしました。グラフィックAPIのVulkanは、2016年2月にリリースされたハードウェア側に近い低レベル(Low Level)な層へのアクセスを可能にしたAPI(制御技術)で、NVIDIAのGTXシリーズやIntelのHD Graphicsシリーズ、AMDのRadeonシリーズなどが対応しています。ハードウェアの性能を引き出せる機械側に近いレベルで調整できる事が特徴で、DirectX 12やかつて存在したMantleなどが(Mantleの技術はVulkanに受け継がれている)その機能を備えています。なおクロスプラットフォームに対応するOpen GL 4.5も、モバイル向けのOpenGL ES 3.2も同じグラフィックAPIです。ニンテンドースイッチが、3種類のAPIをどのように活用するのかは現時点で発表されていませんが、持ち運びとドック時を想定したものかもしれません。今後の発表にも注目が集まります。UPDATE: タイトルの誤字修正と記事を一部追記しました。コメントでのご指摘ありがとうございました。
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