Aiming、2017年通期決算は約30億の最終赤字…好調『CARAVAN STORIES』は家庭用も準備中 | GameBusiness.jp

Aiming、2017年通期決算は約30億の最終赤字…好調『CARAVAN STORIES』は家庭用も準備中

Aimingが13日に発表した2017年12月期の連結業績は、売上高68億2900万円(前年同期比29.5%減)、営業赤字29億4900万円、経常赤字29億4700万円、当期純損失29億7200万円となりました。

企業動向 業績
Aiming、2017年通期決算は約30億の最終赤字…好調『CARAVAN STORIES』は家庭用も準備中
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Aimingが13日に発表した2017年12月期の連結業績は、売上高68億2900万円(前年同期比29.5%減)、営業赤字29億4900万円、経常赤字29億4700万円、最終赤字29億7200万円となりました。

同社のメインタイトルである、リリース4周年を迎えた『剣と魔法のログレス いにしえの女神』は有名IPとのコラボやTVCMなどでアクティブユーザーを維持したものの、既存タイトル全体では売上が大きく減少。なんとか業績予想は上回ったものの、新規タイトルでは減少分をカバーできず、来期以降の開発コストも重なり、大幅な赤字となりました。

一方で、当期は新規タイトルを計5タイトルをリリースし、特に『CARAVAN STORIES』はミッドコア層を中心に新規ユーザーの獲得に成功し、月商は2億円程度で開始から堅調な推移を見せています。ユーザーの継続率も『ログレス』の全盛期と同レベルとのこと。同作では中国・台湾への配信、PC版や家庭用ゲームでの展開も準備していることも明らかになりました。

なお、新作については、オリジナル作品を4本、IP作品を2本で計6タイトルを2018年内にリリース予定としています。オリジナル作品は大手会社との協業作品となるMMORPGとなっており、自社のオリジナルMMORPGもリリース予定とのこと。『ログレス』に続くヒット作品となるか、注目が集まります。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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