
NVIDIAは19日、新技術「NVIDIA RTX」を発表しました。この技術はコンテンツ制作者とゲーム開発者向けのレイトレーシング技術で、映画と同様の品質のリアルタイム・レンダリングを利用可能にするものです。
光の質感をリアルに表現するために、映画業界では長きにわたってレイトレーシング技術が利用されてきました。しかしレイトレーシングは計算負荷がかかりすぎるため、高いフレームレートかつ低レイテンシが要求されるゲームにおいては今までが実用化されていませんでした。
NVIDIAが10年以上に渡り、コンピューター・グラフィックス・アルゴリズムと、GPUアーキテクチャーに取り組んだ結果、様々なインターフェイスでのサポートを実現。特にMicrosoft の新しいアプリケーションである「DirectX(R) Raytracing (DXR) API」を使用する場合は、RTXをフルサポートで利用可能となっています。
NVIDIAの副社長であるトニー・タマシ氏は「グラフィック業界とゲーム開発者にとってリアルタイム・レイトレーシングは数十年来の夢でした」と語っており、GPUの高性能化により今回の技術が利用可能になったと述べています。
また、ゲーム開発者のためにレイトレーシング用のGame Worksを導入することも同時に発表しました。よりリアルなグラフィックを短時間で作る助けとなることは間違いありません。
NVIDIAの新技術は、3月23日までサンフランシスコで行われている「Game Developers Conference (GDC)」のテクノロジーデモンストレーションで見ることができます。4A Games、Epic、Remedy Entertainment、Unityなどの業界リーダーによるNVIDIA RTXの紹介が予定されています。