海外メディアの報道より、エレクトロニック・アーツのCFO・Blake Jorgensen氏が今をときめく人気のゲームジャンル「バトルロイヤル」に好意的なスタンスをとっていることが伝えられています。GameSpotによれば、Jorgensen氏は「バトルロイヤル」ゲームについて「業界で巻き起こる革新には歓迎している」「それこそ(ゲーム業界の)ビジネスがエキサイティングで楽しいものになる理由だ」と述べ、『フォートナイト』『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』を「革新的な作品」と話しながらその功績を称えたとのことです。Jorgensen氏はバトルロイヤルゲームの勢いを認めつつも、EAのゲーム販売/開発への影響は大きくないと見ていた模様。しかしながら『フォートナイト』のような作品は若年層のゲーマーをFPS市場に導くこともでき、「長期的に見た業界全体の好調」に繋がるものと認めているようです。エレクトロニック・アーツは年次業績報告の中で新作『バトルフィールド』のディテールにも言及し、『バトルフィールド1』の成功を踏まえながら「複数のマップやモードをまたぐ大規模なマルチプレイヤーモード」「魅力的な物語のシングルプレイヤーキャンペーン」をプッシュしていました。Jorgensen氏、そしてCEOのAndrew Wilson氏からも『バトルフィールド』の「バトルロイヤルモード」搭載を匂わす目立ったコメントは見られなかったものの、モバイルでも破竹の勢いを見せる『フォートナイト』『PUBG』で初めてシューターに興味を持ったライト層が『バトルフィールド』などに辿り着くケースは想像に容易く、Jorgensen氏の述べたとおり今後のゲーム業界にとって重要なターゲットとなりそうです。
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