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GSC Game Worldは、新作『S.T.A.L.K.E.R. 2』を2021年発売を目指し開発中であることを発表しました。
『S.T.A.L.K.E.R.』は、チェルノブイリ原子力発電所の事故、及びその後再び同地域で発生した爆発を原因として発生した異常空間“ZONE”を舞台に、異常空間内の違法探索者「ストーカー」や、異常空間に関わる様々な勢力、空間内にひしめくミュータントたちが交錯する、サバイバル的な要素を持つ、2007年より2009年にかけて展開したFPSシリーズ。
ストルガツキー兄弟の小説『路傍のピクニック』やアンドレイ・タルコフスキー監督のSF映画『ストーカー』のオマージュを大量に含んだ、その独特の旧東欧ベースの荒廃した世界観、ホラー要素の強い演出などが人気を博し、元開発者などによって多くのフォロワータイトルを生んでいました。
『S.T.A.L.K.E.R. 2』については、2011年のGSC Game Worldの一旦の解散を受け一度開発中止が発表されましたが、今回改めての開発再開が示された形です。
なお、初代タイトル『S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl』は相当な難産でも知られたタイトル。再始動した『S.T.A.L.K.E.R. 2』の詳細は明らかにされていませんが、果たして今度こそは、再び“ZONE”への道は開かれるのでしょうか。