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海外メディアPC Gamerは、AMD製GPUの市場シェア(統合・単体)がNVIDIA製GPUを5年ぶりに上回ったと伝えました。
市場調査会社JPRのレポートを基にした報道によれば、2019年Q2にAMD製GPUの市場シェアが17.2%に到達し、市場シェア16%のNVIDIA製GPUを1.2%pt差で上回ったということです。
- AMD:17.2%(前期比1.5%増、前年同期比2.4%増)
- NVIDIA:16%(前期比0.1%減、前年同期比1%減)
- Intel:66.9%(前期比1.4%減、前年同期比1.4%減)
2019年Q2 GPU市場シェア内訳(統合・単体)
一方で、単体(ディスクリート)GPUのみの統計では、2019年Q2時点で、デスクトップPC用・ノートPC用ともにNVIDIAがまだ大きくリードしている状況です。
- AMD:32.1%
- NVIDIA:67.9%
2019年Q2 デスクトップPC用GPU市場シェア内訳(単体)
- AMD:26%
- NVIDIA:74%
2019年Q2 ノートPC用GPU市場シェア内訳(単体)
また、PC Gamerは2019年Q3にAMDが投入する「Navi」の採用「Radeon RX 5700」シリーズにぶつける手札がないことがないことを理由として、来期のNVIDIAについて厳しい見通しを立ています。