
エイチ・アイ・エスは、e-Sportsを新規事業領域として参入を検討している法人向けに「eSports Conception Tour」を開催すると発表しました。ツアーは2月20日から3泊5日もしくは4泊6日の予定で、申込は2020年1月10日18時まで。
ツアー詳細・申し込み
本ツアーでは日本で伝えられることの少ない世界最大のLANパーティー「DreamHack」ボードメンバーとのワークショップ及びイベント視察、ライアットゲームズが主催する「League Championship Series」(LCS)の視察など、北米のe-Sportsの現状を体感し、理解できる内容となっています。
「eSports Conception Tour」の概要
「DreamHack」は1994年にスウェーデンでLANパーティーとして始まったイベントで、現在はLANパーティーに止まらずe-Sportsのトーナメントも目玉となっており、音楽やコスプレイベントも併催されるデジタルフェスティバルです。2019年には9の国と15の地域でイベントが開催されていますが、その多くは北米やヨーロッパで行われているため、日本でも情報はあまり広がっていません。
本ツアーでは現地の視察に加え、CEOのMarcus Lindmark氏から同イベントの展望や誕生秘話を直接聞けるほか、International Expansion ManagerのChristoffer Melin氏からe-Sportsにおけるスポンサーシップの現状が解説されるワークショップも開催されます。
また、4泊6日のプランでは、ライアットゲームズが手掛ける『リーグ・オブ・レジェンド』の北米プロツアーにあたる「LCS」の現地視察も組み込まれており、北米最高峰のe-Sportsイベントを体感することができそうです。
さらに、e-Sportsだけではなく、VR領域で注目を集めるSurvios社の視察、ロサンゼルスに設立されVR技術を駆使したアミューズメント施設である「Two Bit Circus」の視察と経営陣による紹介もツアーに組み込まれており、エンタメテック領域の最新動向も情報収集できるツアーとなっています。
e-Sportsはビジネスになり得るのか
「eSports Conception Tour」の対象は、これからe-Sportsを新規事業として取り組む法人のため、ツアーでただ視察をするだけではなく、ツアー前、ツアー後にも様々なセミナーやワークショップが組み込まれていることも特徴です。

既存のビジネスとe-Sportsがどのようにリンクしていくのかを考える機会も提供され、現地での経験をベースに、どのような打ち手があるのかを他の参加者も交えて議論する場も提供されます。担当者によれば「時期尚早で今は静観するといった結論を出しても構わないので、参加者同士でもビジネスのタネを見つける機会になれば」とのこと。
申込は2020年1月10日18時まで受け付けており、最少催行人数は8人。東京(羽田・成田)、関西発のプランが準備されており、期間は2月20日から3泊5日もしくは4泊6日を選ぶことができます。金額は航空券+ホテル+各種送迎込みで690,000円から。
ツアー詳細・申し込み