Valveは、Steamのゲーム開発者向けに「Steamポイントショップ」のアイテムを作成・公開できる新ツールの配信を開始ました。
Steamポイントショップは、2020年6月のSteamサマーセールで実装された機能。ユーザーはSteamでの購入金額によって付与されるポイント(現在は100円で94ポイント)で、さまざまなゲームのプロフィール背景やステッカーなどの購入や利用ができます。今までのSteamトレーディングカードでの「壁紙」や「アイコン」と大きく違うのはアニメーションを導入できること。また、様々な場面でSteamユーザーにカーソルを合わせた際に表示される「ミニプロフィール」の背景の設定も可能となります。なお、チャット用の絵文字はゲームを所有しており、さらにそのゲームを2時間以上遊んでいない場合は購入できません。
ゲーム開発者は配布されるツールでアイテムの作成、登録、利用要件を満たしているかのチェックが可能。審査を通過することでポイントショップに登録され、すべてのSteamのユーザーが利用可能になります。詳細な条件などの仕様書はニュースリリースで公開されています。
Valveによると現在購入可能なアイテムでは「動くアバター」「動くフレーム」「動くミニプロフィール背景」のユーザー人気が高いとのこと。ゲームの販促にも繋がる機能でもあるため、今後アイテム作成を宣伝計画に組み込むメーカーも登場するかも知れません。