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イギリス政府機関の競争・市場庁(CMA)による、マイクロソフトのアクティビジョン・ブリザード買収への暫定調査報告書内で、サブスクリプションサービス「Game Pass」がベースゲームの売上を減少させると内部分析していることが示されています。
該当箇所では「マイクロソフトは自社による内部分析が、Game Passに追加されてから12か月後にベースゲームの売上が(非公開)%減少したことを示していると報告しています。」との記載が。これはマイクロソフトXbox部門のトップ、フィル・スペンサー氏が予てより主張していた、ゲームパスがゲームのさらなる売り上げに繋がるという意見に反しています。
本件について確認を行った海外ゲームメディアKotakuに対するマイクロソフトのコメントでは、Xbox Game Passをゲーマーやクリエイターにより多くの選択肢を与えるためのものと位置づけ、あらゆる規模のクリエイターが受け取る最終的な金銭価値を最大化することを目的としていると話し、「Game Passの利用に関心を持つ開発者の数は増え続けています。」と締めくくっています。