世界的なゲームパブリッシャーで、フランスのユービーアイソフト(Ubisoft)が同社として初のブロックチェーンゲームを、ゲーム特化のブロックチェーン「Oasys」で展開することが明らかになりました。
Oasysが世界遺産の二条城を貸し切って開催した「Oasys Special Event」のステージに登壇した、ユービーアイソフトの戦略的イノベーションラボのニコラ・ポラード副代表は「イノベーションはゲームの未来にとって不可欠で、私達は常にプレイヤーのための新しい提案を探しています」と挨拶しました。
ニコラ氏は同社が過去5年間に渡って分散型のゲームについて研究してきたと言及しました。(一方で同社は過去にゲームにNFTを導入すると発表したところユーサーから猛反発を受けて撤回したという苦い記憶もあり)
その上で、こうしたゲームに重要な要素として「プレイヤー中心主義」「安全性」「持続可能性」「強力なタイトル」の4つがあり、Oasysとのパートナーシップによってこうした要素を満たしていきたいと述べました。まずユービーアイソフトはOasysのノード運用に参加します。
さらに開発中のブロックチェーンゲーム『Champions Tactics: Grimoria Chronicles』がOasysを基盤とすることが明らかになりました。同作はPCで遊べるPvPタイプのタクティカルPRGになるようです。神話の世界がテーマです。ステージで公開されたティザーは公式サイトでも視聴することが出来ます。