シンガポールをはじめ、グローバルにゲーム開発事業を展開するVirtuosは、日本での事業拠点となるスタジオ「Virtuos 東京」を新たに設立したと発表しました。
Virtuosは、アジア、ヨーロッパ、北米の22拠点に3,500名を超える従業員を擁するゲーム開発企業。日本においては、特にスクウェア・エニックスと密な協力関係にあり、『FINAL FANTASY X|X2』『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE』『NieR:Automata The End of YoRHa Edition』などの開発に関わってきました。同社はVirtuos 東京の設立により、日本のゲーム開発会社との関係をさらに強化。創造性と技術、両面の需要を満たすことを目指すとしています。
なおVirtuos 東京を率いるのは、コーエーテクモゲームスや2Kにて15年以上ゲーム制作に携わり、『デッド オア アライブ 5』『NBA 2K19』『Civilization VI』などの開発経験があるギジャロ・ピエール氏です。
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Virtuos、コエテク/2Kにてゲーム制作に携わってきたギジャロ・ピエール氏率いるゲーム開発スタジオ「Virtuos 東京」設立
「Virtuos 東京」は、日本のクライアント様特有の市場・文化・制作のニーズに対応して、アイデアを生み出すプロセスをサポートし、効率的なプロジェクト管理によって的確なソリューションを提供します。東京スタジオのチームは、日本語・英語の2か国語以上に堪能なゲーム開発のエキスパートで構成されています。Virtuosのグローバルなスタジオネットワークの中で、3,500名を超えるスタッフが提供するさまざまなゲーム制作機能にフルアクセスし、日本の開発会社の皆さまとの円滑なコミュニケーションとコラボレーションの構築をお約束します。
「Virtuos 東京」の主要メンバーには、ゲーム業界で10年以上の経験を持つプロダクションマネージャーの中川亮氏と、ビジネス開発マネージャーの荒井綾氏が含まれます。チームは、日本での事業開発ニーズに対応するため、2009年からVirtuosの営業代理を務めてきたコンサルティング会社であるカイオスと引き続き提携します。
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「Virtuos 東京」は2024年末までの事業拡大を目標に、ゲームデザインとテクニカルアートのシニアレベルの役職者を積極的に採用しています。
採用に関するお問合せ先:https://www.virtuosgames.com/ja/career
ビジネスに関するお問合せ先:partner_relations@virtuosgames.com
ギジャロ・ピエール氏 コメント
日本は常に世界のゲームハブであり続けています。特にアジアでは今、クリエイティブなゲームデザイン(レベル、クエスト、ダウンロードコンテンツなど)や移植サービスの需要が増加しており、Virtuosが日本でのプレゼンスを拡大し、市場に参入するには、きわめてエキサイティングな時機であると考えております。私たちのチームは、創造性および技術、双方のニーズにおいて日本のデベロッパーの皆さまをサポートし、日本国内のゲーム産業の、継続的な成長に貢献できることを楽しみにしております。
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Virtuos(ヴァーチャス)について
2004年に設立されたVirtuosは、世界有数の独立系ゲーム開発会社です。シンガポールに本社を置き、アジア、ヨーロッパ、北米の22拠点に3,500名を超える従業員を擁しています。Virtuosはフルサイクルのゲーム開発とアート制作に特化しており、これまで1,500本以上のコンソール、PC、モバイルゲームタイトルに高品質なコンテンツを提供してきました。Virtuosのクライアントには、世界のゲーム企業トップ25社のうち、23社が含まれています。「ゲームをより良く、皆さまと共に」を目標としているVirtuosに関するより詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。