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Yostarによるスマートフォン/PC用ゲーム『雀魂 -じゃんたま-』が、『ブルーアーカイブ』とのコラボで過去最高のDAUを記録しました。モバイルアプリのデータ分析を行うSensorTowerがブログで明らかにしています。
『雀魂』は国内麻雀ゲームで屈指の人気タイトル
SensorTowerによると『雀魂』は日本の麻雀ゲームにおいて際立った人気を持っており、2022年から2024年4月の2年間にかけて収益シェアは50%以上を確保。ダウンロード数はトップを維持しており、MAUは右肩上がりの成長を続けています。
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2024年4月17日からは、同社が展開するスクワッドRPG『ブルーアーカイブ』とのインゲームコラボがスタート。開始当日にリリース以来最高となるDAUを記録したとのことで、『ブルアカ』人気は他作品とのコラボでも健在であることが示されました。
SNSでの動画広告展開がコラボ効果を後押し
『雀魂』は今回のコラボに合わせて広告展開にも注力しており、2024年4月におけるX(旧Twitter)のモバイルゲーム広告SoV(Share of Voice/広告の出稿量やメディアの露出量)において『崩壊:スターレイル』や『アークナイツ』を抑えてトップとなりました。
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広告はほとんどが動画によるもので、『ブルアカ』コラボで登場するキャラクターをボイス付きでプロモーションしています。また、「『雀魂』ユーザーが利用するモバイルゲーム」の上位に『ブルアカ』がランクインするようになり、今回のコラボは『ブルアカ』側にも利をもたらしたようです。
SensorTowerはこのコラボを「自社IPを活用することで、(同社内の)2タイトルを好循環に導いた事例」であると結論づけています。