スマホゲーム分析サービス「LIVEOPSIS」を提供するスパイスマートは2025年1月17日、2024年のスマホゲーム市場動向を分析した総括レポートを発表しました。
調査は日本App Storeのセールスランキングを基に、年間平均トップ100アプリ(以下、トップ100)を独自に集計し分析したものです。
分析によると、トップ100内の新規タイトル数が4年ぶりに20作品を超えました。『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』が売上トップを獲得し、『学園アイドルマスター』や韓国ウェブトゥーン原作の『俺だけレベルアップな件:Arise』、『ゼンレスゾーンゼロ』『キノコ伝説』などが新たにランクイン。一方で、運営開始から10年以上となるタイトルも24作品となっています。
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IPタイトルはトップ100内で40タイトルを占め、近年は同水準で推移しています。『ポケットモンスター』や『ドラゴンクエスト』などの日本発ゲーム原作が主流ですが、海外PCゲーム原作タイトルも増加傾向にあります。また、『ドラゴンボール』や『ワンピース』など、漫画・アニメ原作の長期運営タイトルも安定した人気を保っています。
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注目すべき点は、海外発タイトルが100タイトル53タイトルと、調査開始以来初めて過半数を超えたことです。中国企業による放置RPGやストラテジーゲームの躍進に加え、『原神』『ブルーアーカイブ』『崩壊:スターレイル』などの本格RPG作品が、ゲームシステムだけでなく、キャラクターや世界観の魅力でSNSでも高い支持を得ています。
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この調査結果の詳細は、スパイスマートが提供するスマホゲーム分析サービス「LIVEOPSIS」で閲覧可能です。また、同社は公式noteで「業界振り返り月表」の一部も公開しています。