Steamにおいて、協力プレイを基本とする(CO-OP)ゲームの人気が高まっていることが明らかになりました
ゲーム市場に関するデータ分析プラットフォームVideo Game Insightsのレポートによると、2023年にSteamにおいてリリースされたCO-OPゲームは799タイトル(全体の6%ほど)でありながら、販売本数では全体の36%を占めており、大きな存在感を放っています。
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この傾向は特にコロナ禍以降に顕著で、2024年にはますます「小数のCO-OPゲームが売上本数の大部分を占める」現象が起きています。
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2024年には、これまで『パルワールド』や『HELLDIVERS 2』、『Content Warning』といった話題作がリリースされています。中でも、発売後に市場を席巻した『パルワールド』は、CO-OPゲームの販売本数全体の46%を占める1,910万本を売り上げました。また、『HELLDIVERS 2』が1,140万本(28%)で2位となっています。
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レポートでは、これらのCO-OPゲームが人気を博している理由として、「友人と一緒にプレイしたくなる(Sharable)」、「ミームとしてソーシャルメディアで拡散されやすい(Memable)」、「プレイするだけでなくライブ配信にも適していること(Streamable)」」、そして「長時間、何度もプレイしたくなること(Infinitely replayable)」の4点を挙げています。