TechCrunchは、ディズニーとPlaydomとの買収交渉が大詰めを迎えていると報じています。PlaydomはMySpaceやFacebook向けのソーシャルゲーム大手で、MySpaceでは1位、FacebookでもZynga、EA(Playfish)に続く3位のユーザー数を抱えます。TechCrunchは双方の6つの異なるソースからの情報として、買収交渉は既にクロージングの段階にあると伝えています。ディズニーは傘下のスチームボートベンチャーズを通じて既にPlaydomに出資をしていて、先月にも約30億円のラウンドに参加しています。同社はこれまで70億円程度を調達していて、市場価値として3億4500万ドル程度(約320億円)と評価されています。ただ、トップのZyngaは20億ドル(約1800億円)と評価されていて、Playdomは対抗策として積極的に買収を進めていて、今月に入ってからMetaplaceを買収したほか、先月にはHive7.comを買収。その他にもMerscom、Acclaim Games、Three Melons、Offbeat Creationsといった中小のソーシャルゲームデベロッパーを買い集めています。一方のディズニーはゲーム事業の強化を進めていて、先月にはiPhone向けゲームデベロッパーのTapulousを買収しています。ソーシャル分野は手薄ですが、強力なIPの投入も有り得るかもしれません。成長著しいソーシャルゲーム分野ですが、EAのPlayfish買収に続いてディズニーがPlaydomを買収するとなると、勝負が決するまでの時間はそう長くはないのかもしれません。
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