コンテンツやソリューション事業を行うインデックス・ホールディングスは、合併したアトラスやゴンゾロッソより買収したオンラインゲーム運営のロッソ・インデックスを軸に、主力事業を「ネット&ゲーム」と「映像」に再編する計画を明らかにしました。これは平成22年8月期通期の決算短信で触れられているもので、これまでに培ってきた、モバイルコンテンツ、ソリューション事業、エンターテイメント事業における技術・サービス提案力を成長が見込める2つの分野に重点的に配分するものです。「ネット&ゲーム」では主にゲーム分野に特化。インデックスがこれまで主力としてきたインターネットやモバイル事業をアトラスやロッソ・インデックスのゲーム事業に融合させ、ソーシャルゲームやスマートフォンで成長を目指します。「映像」では傘下のマッドハウスを核に、アニメや映像技術、ダイナモピクチャーズの3D技術を活用し、「ネット&ゲーム」事業に付加価値を付けるような魅力的な作品の制作や、映像化・3D記述の開発を進めていくということです。平成22年8月期は営業利益27億7100万円を確保したものの、売上高は前年度の742億5600万円から347億3500万円と大幅に減少するなど事業の再編を進めています。モバゲータウンに提供している『ペルソナ3ソーシャル』の会員数は2ヵ月で50万人を突破するなどこの分野での自信を深めているようです。
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