ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、11月15日、エイチアイ<3846>、インタラクティブブレインズと、スマートフォンでの次世代3D環境の開発、環境構築・推進における協業体制を構築する、と発表しました。同時に、DeNAは、エイチアイの実施する第三者割当を引き受けるほか、インタラクティブブレインズの株式も取得する、としています。同社によれば、今回の協業の目的は以下のとおり。(1)Web3次元機能による次世代3D環境の構築と推進・2011年にFlashベース、2012年にHTML5ベースの3D環境(開発・利用)を目指す。・PC環境を皮切りにスマートフォン環境への展開を推進し、コンテンツプロバイダがワンソースでマルチデバイス開発が可能な環境を広げる。・様々なデバイスにおいて、ビジュアルと操作性を備えた最先端のユーザインターフェイスと美しい3Dグラフィックスを実現。(2)3Dデータを活用した新世代ソーシャルアプリ環境の構築と推進・SNSゲームの高機能化、3DゲームコンテンツプロバイダのSNSゲーム参入に適合する高機能かつ低コスト開発が可能な、次世代ソーシャルアプリ構築環境の実現と推進を図る。(3)グローバルな高品質アバターアイテム制作プロセスの構築と展開。・インタラクティブブレインズとエイチアイの生産体制とノウハウを元に、クオリティが高く、新規性に富んだアバターアイテム制作環境をグローバルに構築する。また、同社では、今回の協業により、スマートフォンでの3Dコンテンツに関して、アーキテクチャ設計から3Dソーシャルゲームエンジンの開発、ミドルウェアへの組み込み、ユーザへのサービス提供まで一気通貫できるようになり、ユーザのニーズをスピーディーに反映したコンテンツの提供が可能になる、としています。なお、3社の役割分担については、DeNAが「モバゲータウン」の運営、エイチアイが3D活用プラットフォームとコンテンツプロバイダー向けの3D開発環境の提供、アバターアイテムの制作、インタラクティブブレインズがモーションアバターを代表とした各種サービス・コンテンツの企画・開発、アバターアイテムの制作を行う、とのこと。
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