JETRO(日本貿易振興機構)は、英国のコンテンツ産業に関するレポートを23日に公開しました。http://www.jetro.go.jp/jfile/report/07000546/england_jpncontents.pdf漫画、アニメ、ゲーム、キャラクターグッズについてそれぞれ詳細な市場分析および参入に際して有益なパートナーについて紹介しています。レポートによれば、英国では日本への関心は総じて高いものの、漫画やアニメの普及ではフランスなどと比較すると流通量では低調で、英語圏の情報入手の容易さに反して供給が不足している状態にあるということです。ゲームに関しては世界第2位の市場を持ち、日本の大多数の企業が参入して、大きなシェアを持っていることが報告されています。市場分析のほか、現地でゲームソフトを販売するためには必須のレーティング対応についてもスペースを割いて紹介されています。英国では複数の機関が存在し、日本の我々からすると複雑に見えますが、丁寧に紹介されている貴重な資料と言えそうです。
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