PlayStation 4とXbox Oneが昨年発表されて以降、前世代機よりもインディーゲームを後押しするシステムやプログラムを展開しているソニーとマイクロソフト。デベロッパーにとっては大きな市場を持つプラットフォームにてゲームを展開することは大きなチャンスであり、その選択は重要です。先週末に京都みやこメッセで開催された基調講演にて、両社がそれぞれのインディーに対するスタンスや成果を改めて報告しました。
Xbox Oneでは非常に大型の最新ゲームを数多く提供すると共に、様々なデベロッパーが自身のゲームをユーザーへとダイレクトに届けられる仕組みを提供していると泉水氏。インディーの開発者に開発環境を提供することと、開発環境の中でXbox OneのKinectやXbox LIVEといったオンラインサービスといった新しい機能、クラウドを使用し、新しい体験を作っているとしました。それが昨年発表されたプログラム「ID@Xbox」であり、かなりハードルが低い条件でデベロッパーが開発環境に触れ、Xbox Oneのストアを通して世界中のユーザーへ直接ゲームを配信することが可能だと泉水氏は説明しています。
最後に登場したのがID@Xboxの国内担当プログラムマネージャーである松山 秀勝氏。松山氏は先に登場した2人が語ったID@Xboxの概要をより詳しく簡潔に3つの点に絞って説明しました。そもそもID@Xboxとは「Independent Developers Publishing Program on Xbox One」の略称で、「Xbox One向けに制作されたゲームを、デベロッパーが独自にデジタル配信を行える新しいプログラム」であると松山氏。日本ではまだXbox Oneが展開はされていないものの、すでにグローバルなアナウンスで国内デベロッパーがいくつか参加しているとその一部のリストを公表しました。