そのデローラ氏はGDCで「A View from the White House: Games Beyond Entertainment」(ホワイトハウスからの視点:エンタテインメントを越えたゲーム)と題して講演を行いました。同氏は2014年9月にホワイトハウスで開催された「White House Education Game Jam」について紹介し、オバマ政権が教育分野におけるシリアスゲームの活用に積極的に取り組んでいることをアピールしました。
デローラ氏のブログ(http://www.whitehouse.gov/blog/2014/10/06/white-house-education-games-jam)にも紹介されているように、White House Education Game Jamは9月6日-8日の48時間で開催されました。ジャムの目的は、教師が小学校6年生の授業で使えるツールのプロトタイプを開発すること。運営事務局には米教育省とスミソニアン博物館、NASAが名前をつらね、歴史・英語・数学・科学などを楽しみながら学べるゲーム作りが行われました。
今回の成果については、Games for ImpactやIGDAのLEG(Learning, Education and Game) SIG、Games and Learningといったシリアスゲーム関連の主要コミュニティとも情報を共有し、議論を深めていく計画です。またGames for Change、Games+Learning+Society、Serious Playなどの主要カンファレンスにも、ホワイトハウスとして参加する予定だとしています。