ゲーム調査会社のNewzooは2015年版の「グローバルゲームマーケットレポート」を発行し、世界のゲーム市場は2014年の836億ドル(約10兆1200億円)から2018年には1133億ドル(約13兆7000億円)に成長すると予測しています。年平均の伸び率は7.9%となります。市場の伸びを牽引するのはスマートフォン向けゲームです。同市場は2014年の245億ドル(約3兆円)から2018年には442億ドル(約5兆3500億円)まで年平均15.9%で成長すると予測されています。また、2018年にはゲーム市場全体の39%を占める予測。2018年の市場規模予想をプラットフォーム別に見ていくと、PCが412億ドルで全体の36%を占め引き続き最大の市場となる見通し。一方、家庭用ゲーム機(VR含む)は268億ドルで、シェアを27%に落とす見通し。パーソナルスクリーン(スマートフォン)は302億ドルで27%まで成長。フローティングスクリーン(タブレット、携帯ゲーム機)は13%を占める予測です。地域別では2015年にも中国が米国を逆転し、世界最大のゲーム市場となる見通し。今年の市場規模は中国が222億ドル、米国が220億ドルとの予測。中国市場はデジタル販売が大半を占め、実に市場の97%、対して米国は72%です。逆転の原動力となるのはスマートフォン。米国では今年の伸びが13.4%と予想されるのに対して、中国は何と50%もの伸びが見込まれています。
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