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4月16日、モノビットはVRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」に、リアルタイム通信エンジン「Monobit Unity Networking 2.0」と「VR Voice Chat 2.0」が採用されていることを発表しました。
4月13日にスタートしたバーチャルキャストは、バーチャルキャラクターと化したユーザーが、生放送サービスを通じて自身のスタジオを公開できるサービスです。好みのバーチャルキャラクターをモデルとして使用できるなど、イメージ通りに番組を配信するのに欠かせない機能を搭載。バーチャルキャストが対応しているプラットフォームは4月17日現在、ニコニコ生放送、YouTube Live、ツイキャス、 Twitch、 OPENREC.tvです。
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同社がバーチャルキャストに提供する「Monobit Unity Networking 2.0」は、Unity専用無料アセット。クライアントプログラムだけで、マルチプレイゲームの実装が容易にできます。2.0にバージョンアップしてからは新開発の通信エンジンコアである「Monobit Revolution Sever」を採用。さらにTCPだけでなくUDP/RDUPなどの中核プロトコルを正式にサポートしたことにより、通信性能が大幅に向上しています。
同じく採用された「VR Voice Chat 2.0」も、Unity専用のアセット。ARやVR空間中で、二人以上のユーザーの物理同期やボイスチャットを実装することができます。なお、本製品はゲーム分野以外に様々な業種でも活用されています。