大手e-Sports企業であるESLとFACEITが、サウジアラビア政府の投資ファンドから出資を受けているSavvy Gamingによって買収され、合併することを発表しました。
Savvy Gamingは、元Activision BlizzardのSVPであるBrian Ward氏がCEOを務めるe-Sport投資企業。Savvy Gamingはサウジアラビアの政治家であるムハンマド・ビン・サルマーン・アール=サウード皇太子が出資しています。皇太子は過去にSNKやテイクツー、エレクトロニック・アーツやActivision Blizzardなど大手企業の株を取得しており、近年ゲーム関連事業に力を入れています。
なお、ESLは10億ドル(日本円約1,000億円)、FACEITは5億ドル(日本円約500億円)と、総額15億ドルもの買収となります。なお、2社のブランドは今後もこれまで通り継続して運営されるとのこと。今後は両社が協力し、より統合されアクセスしやすく持続可能なエコシステムを構築するために提携することになります。