NvidiaはMod向けプラットフォームである「RTX Remix Runtime」をオープンソースで公開しました。
『Portal with RTX』でも使用された技術がオープンソースに!
本ソフトはレイトレーシング対応版『Portal』の制作にも使用された「NVIDIA RTX Remix」の内、ゲームシーンをキャプチャしてパストレーシングやDLSS3、リフレックスといったRTX世代の技術を適用したアセットへと置き換えるツール「RTX Remix Runtime」部分を抜き出したものです。本ソフトを利用することで今までより簡単に既存のゲームに対してRTX世代の技術を適応できます。紹介動画では、本ツールを使って『The Elder Scrolls III: Morrowind』をRTX技術に対応させる様子が確認できます。
オープンソースでの提供であることから、高度なMod開発者の手によって更なる機能拡張や様々な応用方法が考えられるといい、例として『Portal with RTX』のようにクラシックタイトルへのRTX技術適用や、流体シミュレーションの最新化、ちらつく炎などの光源表現の追加、カメラ位置の変更、VR対応、プレイヤーの位置に応じて演出を追加するといった条件付き置換の実装などがあげられています。
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お気に入りのゲームがレイトレーシング対応するかも?
発表時、その変化の大きさに話題を呼んだ『Portal with RTX』と同様の技術が無料で使用できるようになるとあって、今後Mod界隈を大きく賑わせそうな「RTX Remix Runtime」はソースコード形式でGithubにて公開中です。また、「NVIDIA RTX Remix」の残りの機能「RTX Remix creator toolkit」も近日公開予定とのこと。あなたのお気に入りのゲームも現代的なグラフィックとして帰ってくるかもしれません。
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