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Blizzard Entertainmentが機械学習に関する特許を申請したことと、それを報じたニュース等について、社長であるMike Ybarra氏が意見を表明しています。
曲解したツイートが発端
話題となっているのは上記のツイートです。「BlizzardがAI利用を明確化した」といった見出しのニュースと、それを見て悲観的になっている元Blizzardスタッフに対し、Ybarra氏は「最近のAIの進歩を全く関係ないものに関連付けようとしている」といった意見を明らかにしました。
テクスチャのバリエーションを素早く作るためのもの
さらに氏は、ハースストーンのデザインマネージャーBrenden Sewell氏のツイートが本件について分かりやすいとして引用しています。
それによると、特許はAIアートではなくPhotoshopのフィルターとほぼ同じようなものであり、テクスチャのバリエーションを素早く作成するような用途であるとしています。また「元のニュース記事に特許へのリンクがあれば、多くの問題が解消される」ともコメントしました。
Ybarra氏は、機械学習とAIを活用することで、チームが創造的思考とタスクに時間を費やせるようにすると締めくくっています。これらの技術が取り入れられ、よりクオリティの高いゲームがより速いペースでリリースされると良いですね。