
ゲーム向けの決済ソリューションをグローバル提供するXsollaが、ライブサービスゲームとソフトウェア向けのゲームサーバーバックエンド技術を提供するAcceleratXRを買収したことを発表しました。
AcceleratXRが提供するプラットフォームとネットワークエンジンは、クロスプラットフォーム、クロスデバイスのゲームプレイの実現を特徴としています。Xsollaは今回の買収により、プレイヤーがゲームのIDと購入履歴をPC、ウェブ、コンソール、モバイル、VRといった複数のプラットフォームに跨って利用できるようにする、としています。プラットフォーム間でIDおよび購入履歴がシームレスに引き継がれることで、エンゲージメントの向上と離脱率の低下が期待できるとのこと。
XsollaのCEOであるChris Hewish氏は、今回の買収について「今日、我々のテックファミリーに重要な新メンバーを迎え入れます。AcceleratXRは、さまざまなプラットフォームをサポートする堅牢なバックエンド技術をもたらします。これは、クロスプレイ技術を再定義するという我々の使命において、重要な一歩です」と述べています。
また、AcceleratXRの共同創設者であるJean-Phillippe Steinmetz氏は、「この画期的な一歩にわくわくしています。これにより、ゲーム開発ツールをアクセシブルにし、ゲームコミュニティ内のソーシャル体験を強化するという我々のコアミッションが加速します」と述べています。
なおXsollaは今年8月、東京にも拠点を設立し、日本のゲーム企業の開拓も強化しています。