先日オンラインゲームに関する新たな規制案が報じられた中国当局ですが、新たに100本以上のオンラインゲームを承認したことを明らかにしました。
株価急落のさなかでも…
中国では12月22日に64条にもおよぶ「オンラインゲームに関する包括的な規制案」を公表しました。これはオンラインゲームのログインや課金などに制限をかけ、オンライン上にいる時間を伸ばす取り組みを制限するというものでした。
しかし、この規制案が唐突かつ包括的であったことから、リスクを恐れた投資家によって大手関連企業の株価がいずれも急落。テンセント・ホールディングスは16%、NetEaseは28%(過去最高)、bilibiliは14%も下落し、この3銘柄だけでも日本円でおよそ十兆千億円(800億米ドル)以上もの損失が発生したと予測されています(Bloombergによる計算)。
突如窮地に追いやられた中国のゲーム業界ですが、その発表の翌日には機関国家新聞出版署を通じて業界の反応を研究し、規制案を改善することを発表。次いで月曜日には105ものオンラインゲームを承認したと発表しました。
中国当局はこれまで18歳未満が平日にゲームをプレイすることを制限するなど厳しい規制を敷いてきましたが、今回の業界を衰退させかねない規制については、今後の動向にも注目が集まります。
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