株式会社Relicは、NTTドコモが開発したブロックチェーンゲーム『GT6551』を、同社が運営するメタコミュニケーションサービス「MetaMe」において2025年春にリリースすると発表しました。
『GT6551』は、NTTドコモが開発したNFTの最新規格「ERC6551」を搭載したブロックチェーンゲームです。ERC6551の特性を活用して複数のNFTを一つにまとめ、その組み合わせにより機能をカスタマイズできる点が特徴で、このような仕組みを持つブロックチェーンゲームは世界初となります。
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ユーザーはレーシングマシンNFTに複数のマシンアイテムNFTを自由に組み合わせることで、オリジナルのレーシングマシンを作成できます。カスタマイズされたレーシングマシンは、プレイヤー自身のコレクションとして所有でき、ゲーム内での新しい価値を生み出します。
さらに、レーシングマシンに追加されたアイテムが性能向上をもたらす仕組みを導入。これにより、プレイヤーはゲーム内での自由度や独自性を楽しみながら、自分だけの戦略を構築することが可能です。
「MetaMe」は、自分の価値観を理解したAIによりマッチング可能な、新しい形のコミュニケーション空間です。利用者の価値観を反映する「Home」と、コミュニケーションの場となる「Community World」の2つの概念から構成されています。Relicのオープンイノベーション事業の一環として、インキュベーションパートナー・プラットフォーム「DUALii」を活用しており、ドコモの新規事業創出プログラムの取り組みとしてβ版の検証を開始しました。
なお、『GT6551』は、2024年12月21日に開催されるWeb3型eモータースポーツイベント「NEO SERIES 2024 Rd.Final」で初めて公開される予定です。本イベントは、モータースポーツとWeb3を掛け合わせたエンタメを促進するNFTプロジェクト「NEO NFT PROJECT」が主催するeスポーツイベントの2024年最終ラウンドとなります。
NTTドコモは、『GT6551』の開発を通じて、ブロックチェーン技術を活用したゲーム分野での新たな可能性を追求しています。今後のWeb3ゲーム事業展開にも注目が集まりそうです。